お客様が住みやすい家に、長く住み続けて頂きたい。 この想いが我々の「家づくり」の原点です。 この原点を追求するために、弊社では「自然素材」「空間デザイン」「省エネ技術」の3つにこだわった、ナチュラルハウスという次世代の住宅を提案させて頂いております。 自然素材を用いて住みやすい住宅、最新の工法を用いた環境に優しい住宅、そして飽きないデザインで長く住みたくなる住宅を提供いたします。

自然素材

自然素材を用いることでアレルギー物質を抑え、自然な肌触りで住む人々にとって心地よい空間を目指しました。

無垢材とは合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材です。天然木本来の風合いを持ち、化学物質を含まない自然素材としても注目されています。木材には調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとします。 また、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出します。
木材には品種や産地によってさまざまな特色がありますので、お客様が求める用途に合わせたものを選定させてご提案させて頂きます。とくに弊社では「山の国」和歌山で育った良質な紀州材をおすすめさせて頂いております。樹齢50〜100年の紀州産の杉・檜は、常に安定した品質をそなえた優良材として知られています。紀州の山で育まれた年輪の細かい杉・檜などの紀州材を通じて、木の表情を堪能して頂ければと思います。

無垢の床

レッドパインの無垢材を使用。素足で歩くと木の持つ「暖かさ」、「優しさ」を感じる作り

無垢の羽目板

水廻りの壁に使用。においを吸収し、優れた「調湿性」

珪藻土

珪藻

海の底に生息する珪藻

珪藻土の壁

調湿性と消臭性に優れた呼吸する壁

当社は、97%自然素材の珪藻土をおすすめしています。 珪藻土とは、ガラス質の殻を持ったプランクトンが湖底や海底に1000年近く堆積し、珪酸部分だけが化石となって残った推積岩です。 このような自然素材のため、化学素材で作られた合成樹脂系の仕上材とは違い、 発がん性物質のホルムアルデヒドを発生させることが無いので安心です。
また珪藻土の粒子には1ミクロンにも満たない孔が無数にあり、この孔が調整性や消臭性など様々な効果を発揮します。 このため一般的な素材とは異なり、シックハウス症候群の原因物質でもあるカビやダニの発生を抑える働きがあります。 このような効果のある珪藻土を用いることで非常に安心で住みやすい住宅を実現しました。

空間デザイン

宮大工だった先代からの伝統を受け継ぎながら、現代的なデザインを取り入れて長く住みたくなる空間を目指しました。

スキップフロア

「家族がふれあう空間だからこそ、大事にして欲しい。」 ナチュラルハウスのデザインの大きな特徴は「スキップフロア」という大胆な間取を採用していることです。

従来のように空間を1階、2階といった「各階」で分けずに、「半階」づつ床の高さを変え、お互いに違いに空間を構成しました。 それぞれの空間を仕切る「壁」や「ドア」が極端に少なく、全体的に見ると大きなひとつの空間となっております。 それなので家中どこにいても、家族の温かい気配が感じ取れることが出来ます。 これには「住まいは家族の絆を育むたったひとつの器であり、だからこそふれあいを大切に暮らしてほしい」という我々の思いが込められています。

また子供が成長し、プライベートな空間が欲しくなったら、好きな場所に壁を作ることも出来ます。 家の中を初めに作りすぎていないので、お客様のどのようなライフステージにも対応できるように、後々の間取変更することが出来ます。

ティンバー・フレーム・デザイン

構造体をスケルトンにし、木の持つ力強さと温もりを熟練した施工で表現した建物

勾配天井

天井が斜めに勾配になって本来は屋根裏となっているスペースを部屋の空間として使用
部屋に開放感をもたらせ明るくでき良い通気性を実現

省エネ技術

地熱を利用しつつ最新の工法を取り入れることで、環境に優しい住宅作りを目指しました。

外張り断熱

「外張り断熱工法」は、「スキップフロア」と相性のいい断熱工法です。
一般的な従来の工法だと、空調を部屋ごとにエアコンで管理する必要があります。 エアコンのある部屋は快適ですが、廊下などの一歩外に出るとそこは外気と同じでした。 とくに大きな空間の空調を管理することは技術的に難しく、「スキップフロア」のような大胆なデザインは避けられていました。 この問題を解決したのが、「外張り断熱工法」です。 家全体を断熱するため、エアコン1台で家全体の空調を管理することが可能です。 夏は上部に取り付けたエアコン1台で冷たい空気が下まで行き届き、冬は床暖房の暖気が上昇気流に乗り、建物内全体がほどよく暖めることが出来ます。

高い断熱性

外壁と内壁の間、すなわち壁の中に断熱材をいれる「内断熱」に対し、この「外断熱」とは建物の外側を断熱材で覆ってしまう方法です。これにより、壁の仲は室内とほぼおなじ温度・湿度が保たれ、柱や梁、土台などの構造材が腐る原因「壁内結露」を抑制し、 建物の寿命が格段に延ばすことに成功しました。

地熱利用

ナチュラルハウスは「天然の床暖房」を利用しています。地熱は外気温の影響を受けにくいため、夏の暑い日でも冷たく、冬は温かい状態が保たれます。このような地熱の性質を利用するために、砂利と基礎コンクリートを床下に敷き詰めています。 このため基礎から熱が放出され、まんべんなく家全体が暖まる仕組みです。

気密性

気密性が高いため、一度調整された室内の空気を外に逃しません。結果として冷暖房効率も飛躍的に上がりました。さらに室内の空気が外気と遮断されているため、花粉症や排気ガスなどが室内に侵入して来ないので、快適に過ごすことができます。