草加市で屋根工事:通気胴縁を施工しました

こんにちは!風間です。

今回は、草加市H様邸の屋根に施工しました通気胴縁の工事についてご紹介します。

草加市通気胴縁工事

通気胴縁工事とは、建物の外壁や屋根に設置される通気口のことです。通気胴縁は、建物内部の湿気や換気を調整するために重要な役割を果たします。

外張り断熱を採用する場合は、特に壁から屋根に向かって通気(換気)をする必要があります。この通気によって、壁や屋根裏での結露を防ぐことができます。通気をするためには、空気の通り道を作る必要があります。そのために通気胴縁という部材が必要です。

通気胴縁は、厚さ18mmの下地材で、455mmの間隔で取り付けます。この455mmの間に空気が棟に向かって通っていきます。18mmの厚さには理由があります。これより薄くしたり厚くしたりすると、空気の流れが悪くなってしまうため、非常に重要です。

右上の画像に写っているのは、「パネリード」と呼ばれる専用のビスです。これは断熱材と胴縁を同時に躯体にしっかり留めるためのもので、長さは100mmあります。18mmの胴縁と50mmの断熱材を躯体にしっかり固定することができます。

通気胴縁工事の手順

通気胴縁工事の手順は、こちらです。

1.計画と準備
まず、建物の外壁や屋根の設計図を確認し、通気胴縁をどの位置に設置するか決定します。また、必要な材料や道具を準備します。

2.部材の取り付け
通気胴縁は、通気口の周囲に取り付けられるフレーム状の部材です。まず、建物の外壁や屋根にフレームを取り付けます。この際、適切な間隔や高さを確保する必要があります。

3.通気口の設置
次に、取り付けたフレームに通気口を設置します。通気口は、通気胴縁の中にある小さな開口部で、湿気や空気の流れを調整する役割を果たします。

4.組み立てと調整
通気胴縁のフレームと通気口が設置されたら、部材をしっかりと組み立て、調整します。これにより、通気胴縁がしっかりと固定され、正確な通気効果を得ることができます。

5.仕上げと補修:最後に、通気胴縁の周囲を適切に仕上げます。外壁や屋根の材料に合わせて塗装や補修を行い、見た目や耐久性を向上させます。

通気胴縁工事の目的は、建物内部の湿気や換気を効果的に調整することです。通気胴縁は、建物内部の湿気を外部に逃がし、新鮮な空気を取り込む役割を果たします。これにより、建物内の空気がより健康的で快適な状態を保つことができます。

通気胴縁工事は、専門的な知識や技術を必要とする場合があります。通気胴縁工事を行う場合は、専門業者の弊社へお任せください!

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